コンピュータ歴
- コンピュータを始めたのは昭和40年、当時、事務処理用の汎用コンピュータ(UNIVAC)を技術部門で利用しようということで、新入社員向けにFORTRANの講習が行われていた。私は入社3年目であったけれど、新入社員にだけ講習があるのは納得行かないというわけで、その講習会に無理やり入り込むことになった。これが長いコンピュータ歴の始まりである。
- 当時の講師は入社2、3年の若いコンピュータ部門の連中であったが、今にして思えば、講師達の知識も危ないもので、かなり嘘を教えていたようである。この当時はIBMのJOBCONを知っているだけで飯が食えるという人種がいたと思う。私のような、ユーザーは頭を下げて教えを乞うことがあったけれど、UNIX機を手に入れてからは、誰の世話も受けず、効率よく仕事ができたものである。当時のJOBCON屋さんはその後どうしただろうか。
- それ以来、数値解析の畑を30年間、コンピュータを助手代わりに使ってきたわけである。使ったコンピュータはUNIVAC、IBM、S3500(FujitsuのSuper-Mini)、SS−3(UstationのOEM)、SUN、SGI、そして、Dynabook4機種をへて、現在は、SUNとDOS/Vパソコンである。ただ、本格的なスーパーコンピュータを自分で使うチャンスがなかったことが残念である。今の職場では、もうチャンスは無さそうである。
- グラフィックディスプレー装置についても、ランダムスキャン、テクトロニクス、そして現在のビットマップまで、実際にプログラムを書き使用してきた。この間、米国のADAGE社の装置を導入したこともある。最近の若い人にテクトロニクスの話をしても全く通じないようである。気軽に”フルカラー”を要求するのを聞くと、贅沢野郎め!と叫びたくなることもある。
- そんな自分も、いま使っているパソコンの性能は上に示すような贅沢マシン。一度慣れてしまうと、もう後戻りはできないのが人間。これが当たり前になるのだろう。
- 大学へ転身した当時、設備があまりにも貧弱だったので、知り合い(昔のコンピュータ仲間)の会社から、古いUstationを寄贈してもらった。最近ようやく学内のLANも立ち上がり、このUstationの役割も終えたので廃却することに決心したが、昔の事を思い出すと寂しい気持ちである。堀田さん藤沢さんに感謝。
- Off-Jobのページに、ついつい、仕事のことがでてしまう悪い癖である。さて、Off-Jobでパソコンを買ったのは約15年前、CASIOのFP110?だったと思うが名前は忘れてしまった。当時はマイコンと呼んでたかな。これを買ってBASICの機能を徹底的に調べた。汎用機用に作ったFEMプログラムを詰め込んだり、カナキーが慣れないので、ローマ字−カナ変換プログラムを作ったりで、約半年間勉強させてもらった。今回は、それ以来である。いつまで興味が続くかな?
- それにしても、気になることだが、最近の学生はコマンドレベルで作業することが苦手で、GUIしか使いたがらない。画面に英語が出てくると、読もうともしないで最初から逃げているようである。何でも日本語版というのも善し悪しか。
- 計算機といえば、学生時代は計算尺と手回し計算機を(それしかなかったので)愛用していたが、これらのメーカー(ヘンミやタイガー)は今どうなっているのだろうか。業態を変えながら、今も健在であることを祈りたい。
- こんなこと考えているシニアのパソコン愛好者が、たくさんいらっしゃるような気がする今日このごろである。(1996年)
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