Kumamoto Onsen Life
- 車には、大概いつも温泉グッズなるものを積んでいる。「シャツとパンツ、タオルと石鹸(これはビジネスホテルで貰ってきた物)」である。これらを、袋にいれておけばよい。
- アウトドアや、ちょっとしたドライブの帰りに面白そうな温泉を見つけて入ってくる。熊本では、いたるところに温泉が有り、旅館の露天風呂でも、まづ断られることはない。料金は300円から500円というところ。
- 熊本に来てまもなくのあるとき、阿蘇のちょっと古くて、名のある温泉旅館を探して、やっとたどり着いたら、ちょうど改築中であった。それから、約2年後、再挑戦を試みたところ、「泊まり客以外はお断り」という看板が玄関にかけてあり、がっかりしたことがある。めったにないことであるが、それ以来、立派な構えの旅館はご遠慮することにしている。
- 最近は、村おこしの一環で温泉を掘るところが多く、たいがい村営の公衆温泉である。阿蘇の近くでは、掘ればどこでも温泉が出るのかもしれない。おかげで温泉ライフを楽しむことができる。
- これまでに行った温泉を順次紹介します。この他にも有名な温泉がたくさんあるが、あくまで私達を惹きつける温泉に限っています。
- まだまだ、いってみたい温泉がたくさんあるし、何度も入りたい温泉も多いので、当分は楽しめそうである。
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阿蘇・久住方面の温泉
- 高森 月廻り温泉:98.12.13
- 南阿蘇の高森はよく知られた田楽のほか地鶏などもおいしい。温泉もいくつかあるが、この月廻り温泉は、らくだ山の麓の大きな広場と駐車場に隣り合っている。ちょうど阿蘇五岳の根子岳南面を正面に見ることができ、根子岳から高岳に連なる鞍部の曲線が美しい。もちろん露天風呂からこの景色を満喫することができる。
駐車場の正面に蕎麦屋があり、そばを食べてから温泉にはいるのがよい。蕎麦屋で入湯割引券をくれるから。
- 垂玉温泉 山口旅館:97.10.25
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道路の行く先表示には地獄温泉と垂玉温泉が並んでいる。道路の終端が地獄温泉でその手前にあるのがこの垂玉温泉である。
ここの山口旅館には三つの温泉があり、受付で料金(600円)を払うと3時までは三つの温泉を自由に入ることができる。
旅館から道路をはさんだ反対側に大きな金龍の滝があり、滝のすぐ傍に露天風呂がある。今日はこの「滝の湯」にする。脱衣場は男性用と女性用があるが露天風呂は一つであるから、即ち混浴ということになるようだ。
ほんの少し濁りのある柔らかな感じの湯でさほど熱くない。この日は他の入浴者は3人と空いており、湯に浮かんで時々刻々変化する滝の姿を見ながらゆっくりと湯を楽しむ。辺りの木々は少し紅葉が進んでいるが、まだ最盛期ではない。
旅館の裏側にあるもう一つの温泉を覗いて見た。カヤ葺き風呂(かじかの湯)もなかなか感じがよさそうである。次回はこちらにしよう。
- 地獄温泉 清風荘:97.08.16
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阿蘇山の南斜面にはいくつもの温泉がある。そのうち地獄温泉は最も高いところにあるのではないだろうか。南阿蘇を走る国道325号線から地獄温泉の標識に導かれて上り詰めたところにある。
建物は湯治場らしくてなかなかよい。内湯の他に露天風呂がいくつかあり、特に「すずめ湯」がよいという。入り口の土間で料金を払うと、あとは好きな風呂へ入ればよい。今日は建物の右奥にある露天風呂に入る。湯は乳白色というより薄い灰白色である。女湯が斜面の斜め上にあるらしく、「向こうからこっちが見えそうだよ」と誰かが叫んでいる。
この日はお盆休みで土曜日ということもあり子供連れが多いが、風呂がたくさんあるので何とか収容できているらしい。この次はシーズンオフに来て「すずめ湯」に入ろう。そこは混浴もあるそうだ。入浴400円也
- 宝泉寺温泉 久月:97.08.15
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熊本の小国(おぐに)と北の大分県玖珠町を結ぶ国道387号線は、国道とは名ばかりの細くて曲がりくねった峠越えの道路である。杉材を満載したトラックがゆっくりと走り、何台もの乗用車がその後を金魚の糞になって続く。対向車が来るとお互いに立ち止まってすれ違いをしなければならない。
この道路沿いにはいくつもの温泉郷がある。はげの湯や山川温泉は熊本側にあるが県境を越えて大分に入ったところに宝泉寺温泉郷がある。一つの旅館を訪ねてみたが団体客が多いらしく、「XX様御一行」の札がたくさん出ていた。今日はお盆休みのため「入浴客はお断り」されるかなと恐れる。旅館に野菜を配達していたおじさんを掴えて「どこか良い旅館は?」と家内が尋ねる。教えてくれた旅館の一つを訪ねると、案の定「今日は満室で、入浴のお客さんは・・・」と言いかけて「ちょっと待ってください。・・・(浴室を確認)・・・いま浴室が空いますのでどうぞ」と女将の明るい声で入浴OKとなった。その旅館が「久月」である。
きれいな浴室の外には露天風呂がある。その一角に洞窟状の入り口があるので屈んで入ってみる。そこは壁も天井も大きな岩で、広さは8畳くらい。中に入ると湯気で蒸し風呂の状態である。天井からは一条の湯が流れ落ち、うたせ湯になっている。サウナの嫌いな私にもこの蒸し風呂は気に入った。
風呂を出るとさわやかな風と澄んだ川の流れが心地よい。標高が高いので熊本市内と比べると別天地である。入浴500円也
- 一の宮町温泉センター :97.05.17
- 北阿蘇の仙酔峡から火口まで登山しての帰途、近くの温泉に入る。立ち寄ったのは、一の宮町温泉センターである。宮地駅から北に向かって田んぼの中の道を10分ほど走る。
外輪山へ駆け上がる山道の手前を左に曲がり約200メートル、田んぼの中に平屋建ての温泉センターがある。町民以外は入浴料300円。建物はまだ新しく、広い内湯のほかにこれと同じくらい広い露天風呂がある。利用者はもっぱら町内の人たちのようである。
湯は単純泉で無色透明、湯温は54度とか。内湯は比較的熱かったので露天に入るがさほど差がなかった。いつもは露天は温めにしてあるが、今日は熱いといって常連らしいお年寄り達が話していた。露天風呂の岩の陰に楓などが植えてあり若葉が美しい。くすずめがやってきて盛んにさえずっていた。夕方6時頃であったが客は私を入れて4人、のんびりと露天風呂を楽しむ。
- 満願寺温泉 :97.05.05
- 南小国と瀬の本高原の間にはいくつもの温泉がある。満願寺温泉はその中の一つ。村の中を走る道路(1.5車線くらい)と平行にそれより幅広の川が流れていて、川の中にも温泉が湧き出ている。しかし道路を正面にしたこの湯に入る気は生じないだろう。温かい湯に引き寄せられて小魚が群れている。
公衆の温泉会館があり、男湯・女湯ともに2、3人用の小さいのと10人ほどの大きな風呂がある。入浴料は200円で入り口の箱に入れるようになっている。初めてここを訪れたとき、手元に小銭がなかったので無銭入浴してしまった。もちろん二回目に入浴したときに清算したけれど。
泉質は単純泉で透明な湯はとてもきれいである。湯温は適当。私にはもう少し温めの方が好ましいのだが。近くに駐車場があり、阿蘇久住方面をドライブした帰路に立ち寄るのにちょうどよい。
- 筌の口温泉 :97.04.13
- 飯田高原から中村方面に向かう途中にあり、数軒の旅館のほかに公衆の温泉がある。無人で入り口にあるダルマに200円を入れればよい。湯は鉄分を含んでいて茶色く濁っている。浴槽は大きく10人以上は十分に入る。湯の温度が高く、2,3分入るだけで皮膚がピンクになり血行が良くなるようだ。客が次から次へと来るが、みんな長湯はせずさっさと出てゆく。ゆったりと湯につかって疲労回復というわけにはいかないので、私には不満である。熱い湯を好む人には良いかもしれない。
- 西原村 龍神の湯:96.11.24
- 阿蘇外輪山の外側、南斜面に西原村がある。後ろに外輪山を南側に熊本市内を遠望でき、空港に近く、熊本市内からも小一時間でくることができる。近くに白糸の滝があるというので行ってみた。予想外には姿のよい滝である。一見の価値あり。愛車で外輪山の頂上付近(標高920m)の牧草地まで登り、広大な景色を満喫。晩秋の空が美しかった。
- この辺りには温泉が見当たらなかったが、最近、あちこちの村で開発された温泉センターと同様な施設が建設された。それがこの温泉である。湯温38.9度の単純泉で、低温の部類に入る。大きな建物の中に湯船が三つ、サウナ、そして露天があるが、露天の温度は低いため熱い湯の好きな人には不満かもしれない。特有の匂いがあり、熊本の北・合志村の龍頭温泉に似ている。明るい空に一番星を見ながら露天風呂に入り、出てきたときは暗い空に満月が美しかった。入浴料500円は高い。特徴が少なく、何度も行こうという気にならない。
- 筋湯温泉 大うたせ浴場:96.10.27
- 久住山の牧之戸峠から谷底に向かって下ると筋湯温泉がある。前回は黒岩岳登山の帰りに寄り、旅館の露天風呂に入ったが、今回はこの地で有名な公衆の大うたせ浴場に入る。
- 外回りは土蔵造り風の建て屋で、中は湯船が広く、湯温もちょうどよい。一方の壁に高さ3m位から2対のパイプが突出しており、そこから流れ落ちる2条の湯がここの呼び物の「うたせ湯」である。湯煙で前方はよく見えないが、数えて見たら8人が並んで湯に打たれている。空いたところに座って湯に打たれてみたが、水圧が結構強くよく効きそうである。「マウスを使いすぎて肩が凝ったときはきっと気持ちいいだろうな」なんて考えてしまう。難を言えば、2条の湯の間隔が肩幅にぴったりこないことである。一方の湯条を肩にあてると、もう一方は腰のあたりにくる。そこで隣を見てみたら、もう少し間隔が狭そうなので、空いたら早速横ずさりをして移動する。今度はなかなか調子いい。ついでに、薄くなった頭の天辺にうたせ湯をしてみた。これもなかなか悪くない。
- そのうち、もう体を洗うのも面倒くさくなってしまった。脱衣場で、他人の背中が日焼けしたように赤くなっているのを発見。自分の腰のあたりもやはり赤くなっていた。これがうたせ湯の効果のようである。
- 外へ出で、妻が出てくるのを待ちながらしばらく周りを観察する。数人が縁台に腰掛けてアイスクリームを食べながら、湯上がりの体を冷ましている。夕暮れ時のゆったりした気分で、みんな幸せそうな顔をしていた。
- 阿蘇白水温泉 瑠璃:96.10.06
- 南阿蘇の火口登山道入り口付近にある、新しい公衆温泉。南阿蘇にはこの種の温泉がいくつかあるが、ここは大きくて、内部の造りも木材を多く利用して温かさがある。湯温が少々高めなのは不満であるが、石造りの湯船の縁が幅広(約30センチ)で、この上で横になると体の芯まで温まってリラックスする。
- 今日は温泉のまえに、高森(南阿蘇の東奥)の、らくだ山で地鶏焼きを食った。囲炉裏で焼き、鋏でサイコロサイズに切って食べるのであるが、ブロイラーとは異なり歯ごたえのある鶏肉は美味。この付近は田楽で知られているが、地鶏の客も最近は多いらしい。
- 山川温泉 小杉庵
- 小国町から北へ向かう387号線沿いには温泉が多い。涌蓋山登山の帰りに、その中のひとつ山川温泉に立ち寄った。小杉庵の温泉は男湯・女湯がなく、一組づつ順に入るようになっている。夫婦や家族づれにはよいかもしれない。
- はげの湯温泉
- 涌蓋山(わいたさん)登山口の温泉。松屋旅館で300円払って100mほど道を登ると駐車場近くに露天風呂がある。遠くの山々は上空に夕立の雲が現れ、音のない稲妻が美しく光る。女湯と混浴があり、混浴=男湯と思ったが、驚いたことに、あとから女性二人が・・・。混浴を経験したのは学生時代の北海道旅行以来か。
- 筋湯温泉・白滝旅館
- 共同駐車場から歩いて2分、玄関で400円を払ってから建物脇の階段を川底に向かって降りると露天風呂。少々湯温が高過ぎた。
- 湯之谷温泉やまなみ荘
- 阿蘇外輪山に沈む夕日を眺めながら湯に入るのがよい。
- 久住の赤川温泉
- 久住山の登山口にある温泉で登山客向きか。正月4日の午前中に入ったことがある。
- 黒川温泉 山みずき旅館
- 立派な旅館で、谷川沿いの露天風呂がよい。風呂上がりのコーヒーも楽しい。
- 黒川温泉の高原の宿
- 貸し別荘風で、高いやぐらの上に露天の桧風呂があり、温泉に飛び込んだ”かなぶん”の大群をかき分けて、学生達と入った思い出の温泉
- 湯之谷温泉の星の湯
- 阿蘇観光ホテルの奥にある無人の露天風呂である。代金を箱に放り込んで入浴する。
- 栃の木温泉荒木旅館
- 国道沿いにある温泉旅館で、泊まり客でなくても気軽に入れてくれる。
- 久木野温泉
- この付近の公衆温泉のはしり的存在。そばにあるそば道場でそばを食べて温泉に入るのもよい。
- 長陽村のヴィーナス
- 村営の新しくできた温泉で、気楽に入れる公衆温泉。
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熊本の西方面(有明湾沿岸)の温泉
- 岱明町潮湯:99.11.21
- 菊池川の河口の北側に岱明町がある。コンクリートの防潮壁の外側に明るい色の砂が敷かれた松原海水浴場があり、ここから海の向こう側に雲仙岳が見える。干満の差が大きな有明海であるから干潮時にはブイの外側まで潮が引いてしまうらしい。この海水浴場に接して「潮湯」がある。海水と同じショッパイ湯であるが真水の浴槽もある。入場料(入浴料とは書いてない)は地元の人は210円、外部の人は420円とある。私の顔を見て受付のオバサンいわく「5時に閉めますので・・・・210円にしておきます」。時計を見たら4時すぎであった。入れ替わりに二人の客が出てほかに誰もいない。浴槽の窓から夕日を見ながらただ一人、ショッパイ湯と真水の湯に入る。5時からオバサンが浴槽の掃除をするらしいので早めに出て、夕陽が雲仙の右の方向に沈むのを砂浜に立って眺めた。今日は11月の後半というのに暖かい日曜日であった。
- 天水町草枕温泉センター:97.07.21
- 昨年、漱石の那古井館を訪ねたが「入浴客お断り」にあって退散したが、その時この温泉センターが建設中であった。そろそろ梅雨明けというので、今春開設されたこの温泉センターを訪ねた。有明海に沿った県道1号線からそれて高台の上に大きな建物ができている。那古井館から車で10分位の位置である。広い駐車場があるが今日は休日のためか殆ど満車に近い状態である。あまりにも多すぎるので退散しようかと思ったがせっかく来たので入浴することにした。
風呂は大きくもちろん露天風呂もあり、有明海に面しているので眺望は抜群である。残念ながら今日はまだ梅雨が明けきっていないため海はかすみ雲仙の姿は見えなかった。晴れた時にはきっとすばらしい眺めになるだろうと想像できる。
建物の内部は温泉のほか休憩所などがあり、広い展示スペースには夏目漱石と笠智衆(天水町出身)などの資料が展示されている。
- 小天温泉那古井館:96.11.10
- ここは漱石の「草枕」に登場する那古井温泉。残念ながら、今年は漱石ブーム(熊本の五高に来て100年で漱石展があった)のためか、旅館が満員のため一般の入浴客はお断りとのこと。以前から一度行ってみたいがいつでも入れると思っていた。こんなに有名になるとは予想していなかった。あまり旅館が大きくなると温泉は入り難くなる。旅館の入口にある碑文だけ撮影して退散。漱石の那美さんに会うことはできなかった。
- 温泉の代わりに、100m程離れたところにある漱石館を訪問する。漱石が峠の茶屋(今は古井戸跡が残っている)を通り、有明海側の天水に滞在したといわれる建物を地元の商工会青年部が漱石館として管理している。入場料は無料で記帳用の帳面のみ置いてあるところは如何にも熊本らしい。入り口近くに大きな肥後山茶花の木があり満開であった。地元の名士、前田案山子(草枕の中のご隠居)の別邸だったそうである。誰もいなかったのでちょっと失礼して、小さな文机に向かい漱石になった気分を味わう。漱石ファンの妻は大いに満足の様子。
- 河内温泉温泉センター:96.10.04
- 有明海の海岸沿いにも温泉がある。河内は、熊本市と有明海を隔てる金峰山の西斜面にあり、みかん畑とチリのフジモリ大統領の出身地としても有名。半島状に突き出したところに温泉旅館が数軒、公衆の温泉センターもその中にある。周辺は漁港とみかんの集荷場。漁港の係船場では家族づれで小魚を釣る人をみかける。釣りの帰りにひと風呂浴びるとよい。料金350円也
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熊本の北方面の温泉
- 合瀬川温泉(菊鹿温泉)延命館:96.09.29
- 菊池市の北に一山越した菊鹿町の温泉。この付近で最も古い延命館は鞠智城の遺跡にちなんで八角形の湯屋を最近造った。中央の仕切り壁を挟んで男湯と女湯、そして外側は露天風呂で目の前は鬱蒼とした杉林である。無色透明でヌメリがなく、ぬるめの露天風呂はゆっくりと楽しめる。
- 泗水町の孔子温泉
- 大きな公衆温泉で夜中でも入れるので、疲れたときは就寝前に一風呂。泡風呂や薬草風呂もある。
- 三加和温泉温泉センター
- 立派な建物、きれいな湯。地理的に福岡大牟田の客が多い。熊本市内からはちょっと距離がある。平山温泉から比較的近い。
- 平山温泉温泉センター
- 旅館も何軒かあるが、公衆の温泉は村人の利用客が多い。建物は決してきれいではないが、これが嫌という人は本当の温泉好きとは言えない。きれいな湯がどんどん湧いてくるのだから。湯の温度はかなり高い。料金150円、子ども50円也
- 宮原温泉(長命館)
- 国道3号線を熊本から北へ30分余り、国道沿いにある。一つの場所に、透明な”白湯”と鉄分の多い”赤湯”があるのが面白い。工大の井上先生お勧めの湯。お孫さんの喘息がよくなったそうです。白湯は硫化水素泉でわずかに匂う程度。湯温が低めでゆっくりと長湯ができるので、私の好きな湯の一つである。料金300円
- 菊南温泉
- ホテルに付属の公衆温泉で、露天もある。単身赴任のとき、日曜日午後のゴルフの練習帰りに時々利用、レストランで夕食を済ませるので便利であった。
- 七城町温泉センター
- 町の公衆温泉。ここ数年行かないのでどうなっているか。
- 龍頭温泉
- 合志川沿いの田んぼの中の温泉。数年前に移転、新築。独特の匂いがある。料金200円は安い。
- 植木温泉大月苑
- 数軒の旅館と公衆温泉があるが、大月苑が湯量が多くてよい。
- 旭志村の四季の里温泉
- 最近できた温泉で、温泉プールや放し飼いの動物公園、キャンプ場が付属していて子ども連れによい。
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その他の温泉
- 日奈久温泉温泉センター:97.10.13
- 八代へ来たついでに、今日も温泉に入って帰ることにする。八代から鹿児島本線を南へ二つ目の駅が日奈久である。ここは古くからある温泉町であるが、不知火海に面しており魚の加工品の日奈久竹輪でも有名である。国道三号線を八代から下り日奈久の町に入ると道路に家々の軒が迫り、急に狭くなったように感じる。如何にも古い温泉町の風情がある。
温泉センターは三号線から左へ狭い一方通行の路地を入ったところにある。古い温泉町であるから、何となく木造の古びた建屋かと想像してきたが、ちょっと古い感じのコンクリートの建物であった。受付で聞いたら公衆温泉のほかに家族風呂や休憩所があるらしい。
公衆温泉は入浴料100円也。建物の一階、左手の裏にあり銭湯風である。この近辺の人たちにとって銭湯の役割を果たしているらしい。殆ど無臭で透明、きれいな湯である。
風呂上がりに近所の土産物屋を見物。日が傾き店じまいを始めていた竹輪屋さんで作りたての竹輪と天ぷら(さつま揚げ風)を買った。竹輪もよかったが、天ぷらが結構美味かった。
- 坂本村クレオン(球麗温):97.09.29
- 八代での仕事が終わって4時半頃、温泉を目指して球磨川の左岸を遡る。朝夕は涼しくなってきたが日中はまだ暑い。流れが曲るところで腰まで浸かって長い竿を振っている釣り人が数人みえる。右側は急斜面で90度の崖もある。雨の日は走りたくない道路である。10キロ余り走ると荒瀬ダムがあり、ここで球磨川の流れを止めて下流地域の潅漑に利用しているようである。ダムのすぐ上で支流に沿って300メートルほど行くと、温泉センター「クレオン」がある。
桧の山の中腹に木造の外観をした建物で派手な造りではない。湯は透明で私にはちょうどよい温度。内湯の大きな窓の外側すぐ下が露天風呂になっている。夕日の空と空を突き差すような桧を眺めながら湯に浮かんでいると、今日の疲れが洗い落とされるようである。こちら側の山はすでに影に入ってしまったが、桧林の隙間から見える対岸の斜面は夕日を浴びて赤く温かそうである。すぐ前に植えられているキンモクセイがちょうど開花してとてもよい香りがしている。前回、初めて来たのは鮎が解禁になる6月1日であった。梅雨の雨に濡れながら露天風呂に入るのもよいが秋の夕風を感じながら入るのもまたよいものである。入浴料450円。
温泉あとは2階の食堂で鮎定食を食べる。1500円なり。
- 御立岬(おたちみさき)温泉センター:97.08.23
- 熊本県の南に位置する八代、さらに南の水俣はともによく知られているが、この二つの間にある地域が芦北と呼ばれている。芦北は八代海を挟んで天草の島々と対峙しており、熊本の人たちには海水浴場と温泉で知られている。
御立岬は八代海に向かって南西に突き出は半島で田浦湾を形成している。岬の先端は標高120m位の高台になっていて、ここからは足元の八代海と天草の島々を見渡すことができる。
温泉センターはこの場所に本年(1997)はじめに開設されそうだ。ナトリウム泉で海水のように塩辛いのが特徴。大きな西向き窓のある内風呂、窓の外側には露天風呂があり、海と島々を見ながら入浴を楽しむことができる。前回は、梅雨の最中で雨に打たれながらの露天風呂となったが、これも結構楽しいものである。今日は残暑の快晴、夕日を見るために夕方まであちこち散歩して時間をつぶすことにする。近くには海水浴場、ロッジ、釣り場などがある。海水浴場に客が少ないのはもうシーズンが過ぎたためか。湘南の海を見てきた私たちにとっては別世界のように見える。
5時になってようやく入浴。露天風呂では数人が(もちろん裸体で)ベンチや寝椅子で景色を楽しんでいる。夕日が天草の島に向かって降りてゆき、海は夕日を反射し漁船の航跡がくっきりと見える。雲が夕日を覆うと風がさっと涼しくなる。入浴500円也。
- 天草下田温泉白鷺館:96.12.03
- 天草の最先端・牛深で工事中のハイヤ大橋を見学し、翌日、島の西岸を走り下田へ向かう。快晴の東シナ海を見ながらドライブを楽しむ。下田は天草には少ない温泉町の一つで、海岸沿いにあり東シナ海に沈む夕日で有名である。温泉街の奥に公衆温泉の白鷺館がある。比較的新しい建物である。入浴コースは2、3あるようだが、私はもちろん公衆浴場を選ぶ。入浴料100円はこれまで入った温泉の中で最も安い。入り口のおばさんが親切に入浴券自動販売機を説明してくれた。男湯に入ろうとしたとき高校生かと思うくらい若い二人づれの女性が、隣の女湯へ入っていった。公衆温泉はどうしても、「おじん・おばん」のイメージがあるが、最近は若い女性にも人気があるようで、なんだかうれしくなる。ここは、単純泉で湯温は59度。湯船が二つあって熱いのと温めのがあり、私はいつものように温めの方にゆっくりと入る。突然、服を着たおばさんが入ってきたと思ったら、手に持った温度計で二つの湯船の温度を計って、のんびりとした格好で出ていった。外へ出たのが12時過ぎ、朝湯は気持ちがよい。昼飯と食べようと向かいの食堂へ。あら炊き定食1000円を注文。魚のあらを甘辛く煮たのが、大きな皿にいっぱいあり、魚好きの私は大満足であった。
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